荒木肛門科(消化器内科) 大阪府堺市堺区
肛門外科・肛門内科・外科・消化器内科・腹部超音波検査・大腸内視鏡検査・堺市胃がん検診胃カメラ・肛門日帰り手術

健康保険取扱い TEL:072-223-7959
肛門周囲膿瘍、痔瘻、痔核、ジオン注射、堺市胃がん内視鏡検診のことなら荒木肛門科。

よくあるご質問

救急病院ではありませんので、診療時間外は原則として診療できません。救急病院の受診をおすすめします。なお、かかりつけの患者さま、当院術後の患者さまで、経過に問題のある方は、時間外でも出来るだけ対応しますので、まずは電話連絡ください。

肛門科その他内科外科診療は、各種健康保険を取り扱っております。診療でも手術でも保険適応です。
生活保護も取り扱っております。「ひとり親医療」等各種公費医療も利用できます。

令和5年4月からのオンライン資格確認義務化に伴い、令和5年3月6日より、当院でもマイナンバーカードによるオンライン資格確認導入しました。
なお、従来からの保険証もこれまで通りお使いいただけます。当院は「医療DX推進整備体制加算」は算定しておりませんので、マイナンバー保険証使用を患者様に強制することはありません。紙の保険証でも、マイナンバーカードでも患者様のお好きな方をご利用ください。

予約制ではありませんので、診察は来ていただいた順になります。診察内容により順番が前後することもあります。また、処置中の場合はしばらくお待ちいただくこともあります。初診の患者様は受付終了時刻の30分前にはお越しください。
午前9時頃や、午後5時頃の診察開始直後が比較的空いておりますので、早めの時間帯にお越しください(午前8時45分頃、午後4時45分頃までは院内に入れません)。
受付終了時間間際に来られると、十分に診察に時間が取れないこともあります。電話していただいて、事前に受付に現在の混雑状況を聞いていただくのもいいと思います。

申し訳ございませんが、女性医師の診察や女性専用外来はありません。男性医師の診察になりますが、診察時は女性スタッフが付き添います。また、当院はもともと産婦人科であったため、女性患者様の方が多いです。

申し訳ございませんが、取り扱っておりません。

坐薬は肛門内に入るので、内痔核に使用します。注入軟膏は外痔核(血栓性外痔核)や裂肛に塗って使用します。内痔核には、容器の先端部分を肛門に差し込んで肛門に注入します。

通常の痔核であれば、市販の痔の軟膏や坐薬で効果はあります。市販の便秘薬もセンナや酸化マグネシウムなど病院で処方される薬と基本的には同じ成分です。(一部の新しい下剤は必ず処方箋が必要です)。
しかし、病気の診断が違っていたら、良くなりません。例えば肛門周囲膿瘍にいくら軟膏や坐薬を使っても良くなりませんし、もし、癌であったら大変です。一度、肛門科医の診察を受けてみてください。わざわざ、来ていただいただけのことはあるように、しっかり診察、説明、生活指導をするように努力します。また、病院の薬は保険が効きますので、市販薬より若干安くなります。

当院にセカンドオピニオンにいらっしゃる患者様もおられますが、ご期待に応えられることもあれば、結局、前医の診断や治療方針と同じということも少なくありません。その理由として、
一つ目に、肛門疾患の内科治療(保存的治療)はすぐには効果は出ません。数週間は根気よく軟膏を使い、排便習慣や生活習慣を改善しないと良くなりません。
二つ目に、肛門疾患の外科手術を受けた場合も、落ち着いてくるには痔核なら数週間、痔瘻なら数ヶ月はかかります。最初のうちは痛みや腫れ、浸出液などはおきますし、排便状態も落ち着いてくるにはかなりの時間がかかります。
三つ目に、「後医は名医」というように、肛門病の初期は診断が難しく、時間がたってから明らかになってくる病気もあるからです。肛門周囲膿瘍も初期は分かりにくいこともありますし、クローン病の痔瘻も最初のうちはクローン病の診断は困難です。
四つ目に、直腸肛門痛や、特発性肛門掻痒症など、現代の医学では治療が困難な病気もあるからです。慢性裂肛も治療は困難です。
五つ目に、肛門疾患の多くは生命に関わらない良性疾患であるため、治療にあたっては患者さんの年齢(高齢)や他の持病(併存疾患)、内服薬、社会的状況などを総合的に考えて、バランスを考え、ある程度は妥協や我慢してもらわないといけない面もあると思います。手術をすれば、必ず解決するというわけではなく、合併症や後遺症を生むこともあります。
以上の様な理由から、すでに日本大腸肛門病学会肛門科領域専門医や日本臨床肛門病学会技能認定医に診てもらっている患者様が、当院にセカンドオピニオンに来られても、同じ結論になることが多く、意味がないのではないかと思います。そもそも、当院はCTやMRIの撮影はできないので、詳細な画像診断もできませんし、私自身、セカンドオピニオンを受けるような偉い医師ではありません。むしろ、当院にかかっていただいている患者様に不満を持たれて、他院にセカンドオピニオンに行くことがないように一生懸命診察するので精一杯というところです。